クレニオセイクラルセラピーについてよくある質問

クレニオセイクラルセラピーについてよくある質問

クリオネ?クレニオ? 正式名はなんですか?

Cranio [kreinio] の発音をカタカナで表すと「クレイニオ」となります。これは、頭蓋を意味します。The Upledger Institute Japanでは、発音にいちばん近い形で「クレニオ」とし、クレニオ・セイクラル・セラピー(CST)と表記しています。これ以外の表記は、認定機関であるThe Upledger Instituteが認めたものではありません。

施術は痛くありませんか?

CSTでは、5グラムタッチという言葉がよく使われます。これは、クライアントに対し5グラム圧で触れるという意味です。CSTでは、それほど微細な圧によって施術が行われます。施術自体も、何をされているのかわからないほど微細な動きです。強く揉むこともなければ、強く押すこともありません。

どうして軽いタッチなのですか?

理科の授業で習ったように、自然界には作用・反作用の法則があって、強く押すとそれと同じ力で押し返そうとする力=反力が生じます。身体も同様に、外部から何かしらの力が作用すると、反力を生じます。たとえば強く揉まれると、身体はそれと同じ強さの反力を生じ、変化させまいと抵抗します。CSTでは、身体に反力を生じさせないレベルの繊細なタッチで施術します。反力が生じない状態が、もっとも調整しやすい状態にあるためです。

施術が医療資格者に限られているのはどうしてですか?

上述のとおり、反力を生じさせないレベルで調整するため、ダイナミックに調整することができます。このため、高度な医療知識と経験なしには、医療事故の危険性を伴います。実際、そのような事例をよく耳にしますし、そのような所で受けたことのある方が来られると、あまりの違いに愕然とされます。CSTは数日で習得できるような類のものではありませんし、専門の医学知識なしにできるものでもありません。このため、認定機関であるThe Upledger Instituteでは、施術を医療資格者に厳しく限定しているわけです。

施術はどのように行われますか?

脳脊髄液の流れを正常に戻すことを目的に、身体の各部をチェックし、調整していきます。受けられる方は、ただリラックスしてベッドに横たわっているだけです。多くの場合、はじめは身体に無意識に入っている余分な力がゆるみ、深いリラックス状態へと移行します。眠りに入られる方も少なくありません。
これをなんどか繰り返していくと、ため込んでいた不要なものを身体が解放しようとするステップに入ります。ため込んでいるものは人それぞれなので、なにが出てくるかはこちらにはわかりません。たとえば、ケガや事故などにより受けた身体的衝撃をため込んでいたら、そのショックや痛みを再体験するかもしれません。精神的なことをため込んでいたら、その時感じた感情を再体験するかもしれません。いずれにしてもないものは出てきませんので、解放してやることで終わります。

どれくらい受ければいいですか?

無意識的な力の入り具合、身体的ねじれやゆがみ、ため込んでいるものなどは個人差が大きいため、何回受ければいいかは各人によります。
当方ではまず、基本的なワーク「10-Step Protocol」を3〜6回受けていただいています。これにより、さらに必要かどうかを互いに知ることができます。まずはご本人が解放する(=治す)ことを選択するステップ、そして次に、解放のステップへと進みます。

10-Step Protocolとはなんですか?

クレニオセイクラルセラピーの最も基本となる、かつ重要なセッションです。

どうして婦人科系疾患や不妊症によいのですか?

CSTにおいては、身体の各ポイントに触れ、調整していきます。なかでも頭蓋骨と仙骨は、頭蓋仙骨療法の名のとおり、重要な調整ポイントです。仙骨を調整し、正常な動きに近づけていくにつれ、生殖器によい影響を与えることになります。またエナジー的にも、仙骨は第1〜2チャクラの位置にあり、グラウンディングさせるとともに、生殖機能を高めることになります。

精神的なことにも効くのですか?

はい。体性感情解放法というCSTの真骨頂ともいうべきテクニックがあります。CSTのトップページにもありますように、ケガや事故などにより受けた衝撃だけでなく、ため込んだ感情や精神的ショック、トラウマなどもエナジーシストとなって身体に残る、とCSTでは考えます。
肉体的、精神的にかかわらず、何らかの衝撃を受けると、その際に分泌された物質が行き場を失い、細胞膜にとどまります。軽いものであれば免疫力で落ちてしまうのですが、落とせなかったものはそのまま細胞膜にこびりつき、細胞のスムーズな代謝を妨げるようになります。
CSTでは、そのこびりついた分泌物をこそぎ落としていきます。ここがCSTのスピリチュアルといわれる由縁ですが、こそぎ落ちる際、それが分泌された際の衝撃を再体験します。たとえば過去の事故などは、その痛みを再体験したり、精神的なことであれば、その時の感情を再体験します。一時的に辛い思いをするかもしれませんが、いずれも一過性のもので、解放すれば終わります。

鍼灸を併用するのはどうしてですか?

すべての方が対象とは限らず、併用が適している場合に限ります。認定機関であるThe Upledger Instituteのアプレジャー医師(D.O.)も、CSTと鍼灸は相性がよいと仰っています。
当方では、CSTと鍼灸を併用することにより、著効を示す実績を積み重ねてきました。とくに不妊治療としての実績が多く、くわしくはQどうして婦人科系疾患や不妊症によいのですか?をご覧ください。
併用に際しては、インフォームド・コンセントのうえ施術させていただきます。CSTと鍼灸の配分は、ご要望または診断によります。

不妊症専門と聞いたのですが

不妊治療として来られる方はたくさんいらっしゃいますが、不妊治療以外の方も来られています。最初は、不妊症にたいしては鍼灸とアロマセラピーだったのですが、CSTを併用することで著効を示すことがわかり、不妊症に特化したいくつかのメニューが生まれました。CST+鍼灸もその一つです。くわしくは妊活サポートのページをご覧ください。