レイキとの出会い

ここでは、わたしとレイキの出会いを少しお話してみようと思います。

いまでいうスピリチュアルなところが生まれつきあって、そのせいか随分しんどいめをしてきました。二十代の頃、とにかく自分を癒したくて、でもお金ないし、なんとか自分でできるようになれないものか……それがきっかけでした。

当時、ヒーリングという言葉すら知られてない中、学べるものを探すのは困難で、ようやく見つけたのがレイキでした。

セミナー代が高いか安いかなんて他に比較のしようがなく、とにかく自分でできるようになれるのなら、との思いで参加しました。当時マスターコースは百万円で、しかも日本では受けられず、アメリカへ行くためコツコツ貯めてたのが懐かしいです。

海外式・日本式

最初に教えてくれたのはオーストラリア人。予備知識ゼロで参加したので、外人から教わる違和感はまったくありませんでした。

いまにして思えば完全な海外式だったのですが、彼女の大らかな教え方はとても心地よく、レイキをニュートラルなものとして伝えてくれたことに、とても感謝しています。

肇祖をもとめて

やがてマスターとなった頃、伝えるところによって内容が違う、中にはシンボルやマントラさえ違うところがあることを知り、あまりの現状にショックを受けました。それからです、原型のレイキを探し求める旅がはじまったのは。とにかく、真の姿が知りたいという一心でした。

初めて出会ったからなのか、レイキは私のライフワークとして、大きな位置を占めるようになりました。マスターになってからも、いろんなレイキセミナーに参加し、レイキの原型を探し求めました。そしてやがて、元の日本式も知ることとなります。

気づき

それと併行して、日々実践することも忘れませんでした。日課というより、使うこと自体が楽しくて、やればやるほど恩恵を受けたからです。当初の目的だった、自分を癒すこともできるようになりました。

マスターになったとたん、それを求める人たちが、まるで引き寄せられるように集まってきました。ですが、まだまだ初心者なので、とにかく実践あるのみと、求められればどこへでも出かけました。

なかでも思い出深いのは、ホスピスでのボランティア。
その方にレイキすると、血の気がなくて真っ白だった顔に赤みがさし、冷たかった体が温かくなってきます。ご本人はもちろん、やっているこちらも驚きです。
末期どころか、この調子じゃもしかしたら治ってしまうんじゃないかという勢いで、こちらもがんばって続けたのですが…。

ご家族を通じてその方は、もうしてもらわなくていいと断ってきました。
表面意識では、家族を残してこのまま死ぬわけにはいかない、と生きることにがんばっておられたのですが、ほんとうに回復していくにつれ、これは違う、と。
じつは深いところで、肉体を離れることを決めておられたのです。

ここではとても大切なことを学ばせてもらいました。
治してあげたい、癒してあげたいなんてのは、とんでもない思い上がりで、治す、癒すのはご本人が決めることであって、ただ私たちは、そのお手伝いをすることしかできず、あとはご本人が、どの手段で治すことを選択するか、あるいはこの例のように、どのように苦しまずに死を迎えるか、を選択するだけである、と。

目に見えない世界を再認識し、謙虚な気もちでレイキができるようになったという、まだまだ青い三十代のお話でした。

レイキの本質

その後多くのボディワーク、エナジーワークを学びましたが、レイキはいつも別格でした。とにかく簡単、シンプル。どんなワークにも併用できて、その効果を倍増させます。いつの世も本物はシンプルです。

レイキと出会って、私は人生が大きくシフトしました。それは、レイキが単なる癒しにとどまらないからです。レイキは、精神を修養し、陰徳を積み、霊格を向上させ、さらには氣づき(悟り)に至るための方法なのです。